米中間選挙、中国や北朝鮮・イランも干渉の恐れ ボルトン大統領補佐官が警告

2018/08/20 09:46

 【ワシントン=黒瀬悦成】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は19日、米ABCテレビの報道番組に出演し、11月の中間選挙にロシアの干渉が懸念されている問題で、中国や北朝鮮、イランも選挙に干渉してくる恐れがあると警告した。

 ボルトン氏は、中国や北朝鮮、イランによる干渉は「米国の安全保障にとって十分に脅威であり、干渉の阻止に向けて複数の手を打っている」と述べた。

 トランプ大統領は18日、選挙干渉問題に関しツイッターで「ロシアにばかり目を向けている全ての愚か者たちは別の方向、すなわち中国に目を転じるべきだ」と主張。ボルトン氏は「これら4カ国は全て懸念の対象だ」と強調した。

 ボルトン氏はまた、23日にジュネーブでロシア政府高官と会談し、ロシアによる選挙干渉の具体的証拠を提示して協議する意向を明らかにした。その上で、「選挙プロセスを保全するため、防御的だけでなく攻撃的なサイバー作戦も展開する」と明かし、敵国のサイバー作戦拠点に対して逆にサイバー攻撃を仕掛けていくことも選択肢に入れていることを示唆した。