米国防総省報道官が部下を私的にこき使う、反発した部下を更迭も

2018/08/15 09:22

 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビは14日、国防総省のホワイト報道官が、部下に自身の衣料をクリーニング店から引き取らせたり、雪の日に車で職場まで送らせるなどしていたとして、同省監察総監室の調査を受けていると報じた。ホワイト氏は一連の指示に反発し、監察総監室に通報した複数の部下を配置転換する報復行為に及んだ疑いも持たれている。

 同省の倫理基準では、職員が勤務時間内に公務以外の用事を部下に命じたり要請したりすることを禁じている。だがホワイト氏は車での送迎などに加え、部下たちに省内の雑貨店に軽食やストッキングを買いに行かせたり、省内の食堂に昼食を取りに行かせるなどしていたとされる。

 さらに、住宅ローンの申し込みなどの個人資産に関する書類手続きや私的な観光旅行の予約、美容師の予約なども部下にさせていた疑いが出ている。

 ホワイト氏は毎週木曜日に定例記者会見を開いていたが、5月を最後に記者会見は行われていない。今回の調査との関連は不明。マティス国防長官は監察総監室の調査が終了し次第、同氏の処遇について判断する見通しだ。