ベネズエラの前国会議長に拘束命令「暗殺未遂」

2018/08/09 09:11

 南米ベネズエラからの報道によると、4日に起きた反米左翼のマドゥロ大統領の暗殺を狙ったとされるドローンによる攻撃に絡み、ベネズエラの最高裁は8日、国家反逆や殺人未遂などの容疑で野党有力指導者のボルヘス前国会議長への拘束命令を出した。マドゥロ氏は7日夜のテレビ演説で、ボルヘス氏が攻撃に関わったと名指ししていた。

 ボルヘス氏は関与を否定。現在コロンビア滞在中で直ちに身柄を拘束されることはないが、マドゥロ氏が名指しした別の野党議員は7日夜、拘束された。野党連合は「暗殺未遂」が野党弾圧の口実に利用されることに懸念を表明していた。

 攻撃は4日夕、首都カラカスで開かれた国家警備隊の式典で発生。政府によると、プラスチック爆弾を積んだドローン2機が演説中の大統領らを狙ったが、目標に到達する前に2機とも爆発した。直後に実行犯とされる6人が拘束された。(共同)