「乗客や社員を飢えさせている」 アシアナ経営陣の退陣を社員らが要求 「機内食なし」糾弾

2018/07/06 23:19

 出発前に積み込む機内食が時間通りに届かず、韓国アシアナ航空機の離陸が大幅に遅れたり機内食なしで運航したりする事態が相次いだ問題で、同社の社員らが6日、ソウルで経営陣を糾弾し退陣を求める集会を開いた。

 制服姿で参加した操縦士や客室乗務員が見られたほか、仮面やサングラスで顔を隠す人も多かった。連帯を示すため、大韓航空の社員らも駆けつけた。「(経営陣が)乗客や社員を飢えさせている」などと批判。「アシアナを愛している」とプラカードで愛社精神を示す人もいた。

 聯合(れんごう)ニュースによると、今月から新しい業者が機内食を納入する予定だったが、新工場建設現場で起きた火災のため間に合わず当面の措置として別の業者に発注。だがこの業者は必要な機内食の約10分の1しか供給する能力がなかった。発注の時点で予測された事態だったと批判が社内外で起こり、グループ幹部が謝罪に追い込まれた。(共同)