米、再びシリア攻撃警告 化学兵器使用ならとヘイリー国連大使

2018/03/13 06:16

 【ニューヨーク=上塚真由】米国のヘイリー国連大使は12日、シリア情勢をめぐる国連安全保障理事会の会合で、国際社会がアサド政権による化学兵器使用を阻止できなければ、米国は再びシリアを攻撃する用意があると警告した。

 安保理は先月24日、人道支援を目的にシリア全土で30日間の停戦を求める決議を採択したが、ロシアを後ろ盾とするアサド政権は首都ダマスカス近郊の東グータ地区などで攻撃を継続している。

 ヘイリー氏は、アサド政権やロシア、イランが、決議採択後も「テロリストを攻撃するとして、罪のない多くの市民を飢えさせ、打ちのめしている」などと批判。テロ組織を対象外としない新たな停戦決議案を配布したことを明らかにした。

 また、アサド政権の化学兵器使用疑惑を受け、昨年4月に米国がミサイル攻撃を行ったことを挙げ、「われわれが望む道ではないが、必要があれば、行動する用意がある」と述べた。