中国主席、任期撤廃案…習氏の長期政権に道

2018/02/25 20:47

 【北京=竹内誠一郎】中国国営新華社通信は25日、中国共産党中央委員会が、「2期10年」と憲法が定める国家主席と国家副主席の任期について、この規定を削除する憲法改正案を、3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代=国会)に提案すると伝えた。

 改正されれば、2013年就任の習近平(シージンピン)国家主席(党総書記)は、2期目の任期が満了する23年で3選が可能となり、長期政権への道が開かれる。

 全人代は事実上、党の指導下にあり、改正案の採択は確実だ。改正案では、昨年10月の党大会で、党の最高規則である党規約に入った習氏の指導思想「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」の序文への追加も盛り込まれた。