人種差別的と関係国など批判 トランプ氏の「便所の連中」発言

2018/01/13 10:26

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領がアフリカ諸国やハイチを名指しして「野外便所のように汚い国」と誹謗したとされる問題で、トランプ氏は12日、「ハイチが非常に貧しく問題を抱えた国だとは言ったが、ハイチ人を軽蔑するようなことは何も言っていない」とツイッターで主張した。だが、発言が人種差別的だとして、米議会や関係国で反発が広がった。

 トランプ氏は同日、ホワイトハウスでの会合後、発言に関して「あなたは人種差別主義者か」などといった記者団の質問には答えず、会場を去った。

 名指しされた国に対して厳しい発言をしたことを認めつつも、トランプ氏は野外便所といった言葉は使っていないとしている。

 だが、米メディアによると、トランプ氏の発言があった11日の会議に出席した野党・民主党のダービン上院議員は12日、「トランプ氏は非常に不快で人種差別的な発言をした」と述べ、与党・共和党のグラム上院議員は発言に対して意見を言ったと主張した。

 また、ハイチやアフリカ諸国などで、各国政府がトランプ氏の発言を批判し、米政府に説明を求める動きが拡大している。