“籠城”のウィキリークス代表、アサンジ氏に国籍付与 エクアドル外務省発表

2018/01/12 07:56

 エクアドルのエスピノサ外相は11日、ロンドンのエクアドル大使館に5年余り籠城中の内部告発サイト「ウィキリークス」代表ジュリアン・アサンジ氏(46)に、エクアドル国籍を付与したと発表した。アサンジ氏に外交官の地位を認めるよう英政府に求めたが、却下されたことも明らかにした。

 英当局は、アサンジ氏が大使館を出たら逮捕する方針を崩しておらず、米国への移送を恐れる同氏が大使館からの移動を試みるかは不明。エスピノサ氏は「エクアドルに来てほしいが、大使館の外での行動については英側との合意が必要だ」と述べた。

 エクアドルからの報道によると、国籍はアサンジ氏の申請に基づき、昨年12月12日に付与された。英側への外交官地位承認の要請は同月20日で、翌21日に却下された。

 アサンジ氏はスウェーデンでの性犯罪の容疑が持たれ、2010年に英国で逮捕されたが、保釈中の12年にエクアドル大使館に駆け込んだ。(共同)