「オバマケア」一部見直し、大統領令に署名

2017/10/13 10:14

 【ワシントン=海谷道隆】トランプ米大統領は12日、オバマ前政権時代に導入された医療保険制度「オバマケア」を一部見直す大統領令に署名した。看板公約に掲げた「オバマケア」の抜本的見直しに必要な法案策定が議会で頓挫し続けているため、大統領権限で可能な運用見直しを目指す。

 小規模事業者や個人が選択できる保険商品や購入方法などを増やすことが見直しの柱だ。トランプ氏は署名の際、国民皆保険を目指したオバマケアについて「保険料は急騰した」と批判。見直しにより競争が促進され、安価な保険を選べる人が増えると説明し、「数百万人の米国人をオバマケアから救済する最初の一歩だ」と強調した。

 一方、民主党などからは若く健康な人が安い保険商品に流れ、安い保険への加入を拒まれかねない病気を持つ人にとっては保険加入料の高騰につながるとの懸念が出ている。