北、外交・経済立て直しか…指導部人事を断行

2017/10/12 13:48

 【ソウル=岡部雄二郎】北朝鮮が7日の朝鮮労働党中央委員会総会で指導部の大幅な人事を断行したことについて、国連制裁など包囲網が狭まる中、外交・経済の立て直しを急ぐ狙いとの分析が韓国で出ている。

 韓国統一省は「金正恩(キムジョンウン)党委員長が現在の局面を深刻にとらえ、その突破を図るとともに、世代交代を進める意味がある」と分析した。

 特に注目を集めたのが、党の重要政策を議論する中央委員会政治局のメンバーだ。北朝鮮では党が軍や政府より上位にあるとされ、政治局は党の最高機関だ。

 最高幹部にあたる「常務委員」の顔ぶれに変化はないが、正恩氏の最側近、崔竜海(チェリョンヘ)・党中央委員会副委員長(67)が新たに党中央軍事委員、党部長を兼任した。