トランプ氏、拉致被害者家族と面会へ 11月の来日時 人権でも圧力、米側が意欲 

2017/10/12 11:12

 日米両政府が、11月上旬に予定されているトランプ米大統領の来日の際に横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)ら拉致被害者家族と面会する方向で調整に入ったことが12日、分かった。核・ミサイル問題とともに人権問題でも日米両国の連携を示し、北朝鮮に圧力をかける狙いがある。

 複数の日米関係筋が明らかにした。面会は米側が強い意欲を伝えてきており、日本側も歓迎している。拉致被害者家族会代表で田口八重子さん(62)=同(22)=の兄、飯塚繁雄さん(79)らも同席する予定だ。

 トランプ氏は9月19日に国連総会の一般討論演説で、めぐみさんを念頭に北朝鮮に拉致された「13歳の少女」に言及するなど拉致問題に関心が高い。早紀江さんもトランプ氏の発言を「非常に大きいと感じている。北朝鮮が非道な国だと知らしめてくれた」と高く評価していた。

 米大統領はこれまでも、平成18年4月にジョージ・W・ブッシュ元大統領がワシントンで早紀江さんと面会したほか、オバマ前大統領も26年4月に来日した際に拉致被害者家族と会っている。