米加州の山火事死者21人に 5万人避難、勢い衰えず

2017/10/12 08:05

 米西部カリフォルニア州の複数地域で発生した山火事で、米メディアは11日、死者が21人となったと報じた。特にサンフランシスコ北方のナパ郡、ソノマ郡に被害が集中。火勢は衰えておらず、避難命令の対象地域が拡大されて約5万人が避難、住民ら約670人と連絡が取れない状態という。

 報道によると、山火事は20カ所以上で起きており、焼失面積は計約690平方キロに拡大。当局は消火作業を続けている。

 これまでに住宅や商業ビル、ホテルなど少なくとも3500棟が消失。ワイン生産で有名なナパ郡では多くの醸造所やブドウ園が燃え、「壊滅的な被害」が出ている。

 米西部では夏場など乾燥シーズンに山火事が多発。カリフォルニア州当局によると、今回の山火事は8日から相次いで発生、強風で火の勢いが広がっているという。(共同)