北朝鮮核認めると影響甚大 国連軍縮代表の中満氏「インドとは別」 

2017/09/13 08:03

 国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長は12日、北朝鮮を核兵器保有国として認めるべきだとの意見について「核拡散防止条約(NPT)は盤石で、新たな保有国を認めると甚大な影響が出る」と述べ、否定的な考えを示した。NPT枠外で核を保有しているインドやパキスタンの例とは異なると指摘した。ジュネーブで記者会見した。

 中満氏は、国連安全保障理事会の「5常任理事国を含む全メンバー国が北朝鮮の核保有国の地位を認めていない」と強調した。常任理事国は、NPTが核保有国と認定する米英仏中ロの5カ国が務めている。

 また、インドやパキスタンは「北朝鮮のような挑発的な言動もなく、過去10年以上、核実験も行っていない」と説明。「北朝鮮は米国などと多くの合意を結びながら破ってきた」と語り、国際社会の信用がないとした。(共同)