トランプ米大統領、制裁決議に不満「非常に小さな一歩」新たな圧力必要と示唆

2017/09/13 09:53

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は12日、国連安全保障理事会による11日の北朝鮮追加制裁決議について「非常に小さな一歩だ」と不満を示した。ホワイトハウスでマレーシアのナジブ首相との会談を前に、記者団に述べた。

 トランプ氏は、制裁決議は「大したことがない。全会一致だったのは良かったが、(北朝鮮に)打撃を与えるかは分からない」と指摘。米国が主張した石油禁輸などの措置が盛り込まれなかったことへの不満をあらわにした。その上で「一連の制裁は、最終的に実現しなくてはならないことに比べれば何でもない」と述べ、北朝鮮に一層強力な制裁を科す意向を示した。

 国連安保理では、中国やロシアが石油禁輸に難色を示し、米国は妥協を迫られた。トランプ政権は北朝鮮に対し、独自制裁を含めた圧力の強化に乗り出す構えとみられる。