習政権2期目へ抗争激化?重慶市前トップ拘束か

2017/07/17 07:59

 【北京=竹内誠一郎】香港紙・明報など各紙は16日、中国重慶市トップの同市共産党委員会書記を外れた孫政才(スンジョンツァイ)党政治局員(53)が、党検査機関「中央規律検査委員会」に「重大な規律違反」の疑いで拘束され、調査を受けていると伝えた。

 今年秋の党大会で始動する習近平(シージンピン)党総書記(国家主席)2期目の政権人事を巡る党内抗争が激化している模様だ。

 北京では14~15日、重要会議「全国金融工作会議」が開かれたが、各地の地方トップがほぼ出席する中で、孫氏は欠席していたとみられている。明報は消息筋の話として、孫氏は会議出席のため北京入りしたところを拘束されたと伝えている。党は15日、孫氏の後任として、重慶市党委書記に貴州省党委書記だった陳敏爾(チェンミンアル)氏を充てる人事を発表した。