米3%成長「難しい」 FRB議長、公約を疑問視

2017/07/14 08:25

 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は13日、議会上院の委員会で証言し、米国の経済成長率を年3%に高めるのは「かなり難しい」と述べ、トランプ政権が掲げた公約を疑問視した。成長力引き上げのカギを握る生産性の伸びの鈍化などを理由に挙げた。米国の成長率は2005年を最後に3%に届いていない。16年の成長率は1・6%だった。

 イエレン氏は政権の優先課題である医療保険制度改革(オバマケア)見直しが難航していることなどから「財政政策の不確実性は極めて高い」と指摘。金融政策に影響を与える可能性があるとの認識を示した。

 イエレン氏の任期は18年2月に切れる。議員から、トランプ大統領に続投を要請された場合の対応を問われたイエレン氏は「(受諾するかどうか)決めていない」と述べるにとどめた。(共同)