米当局、ウィキリークス代表・アサンジ容疑者の立件検討

2017/04/21 16:49

 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは20日、米司法当局が内部告発サイト「ウィキリークス」代表のジュリアン・アサンジ容疑者の立件を検討していると報じた。ウィキリークスが2010年、米陸軍兵士が持ち出した機密文書を公開したことや、元米国家安全保障局(NSA)職員のエドワード・スノーデン容疑者が大量の米機密情報を暴露するのを手助けした疑いで、逮捕を視野に立件を進めるとしている。

 ウィキリークスは昨年の米大統領選で、民主党候補だったヒラリー・クリントン前国務長官の陣営幹部のメールを暴露したほか、今年には中央情報局(CIA)によるネットを通じた情報収集活動に関する機密文書を公開した。

 アサンジ容疑者はロンドンのエクアドル大使館でかくまわれており、米当局が立件しても、身柄が米国に引き渡される可能性は極めて低いとみられている。