在ペルー日本大使館人質事件、解決20年でフジモリ氏が所感

2017/04/21 10:15

 ペルー日本大使公邸人質事件が22日に解決20年を迎えるのを前に、当時救出作戦を指揮したフジモリ元大統領が20日、ツイッターで「人質救出の大統領令がテロに対する自由の道を開いた。その日、平和が確固たるものとなった」との所感を発表した。フジモリ氏は在任時の人権侵害事件で禁錮25年の刑に服している。

 1996年12月、武装した左翼ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)が天皇誕生日の祝宴中だった公邸を占拠。軍特殊部隊は97年4月22日、地下に掘ったトンネルから急襲し、日本人ら人質71人を救出したが、ペルー人の人質1人と隊員2人、ゲリラ全員が死亡した。事件後、MRTAは壊滅した。

 フジモリ氏は、地下通路で知られる同国北部の世界遺産チャビンデワンタル遺跡が夢に出てきて救出作戦を思いついたと回想した。(共同)