日本の中国人作家が中国の「三農」問題にスポットを当てた著書刊行

2017/04/21 09:47

日本で活躍する中国人作家・宋青宜さんの著書「中国の選択—希望という田畑において」の発表会が19日、北京で開催された。中国新聞網が報じた。

同書は、中国の「三農(農村・農業・農民)問題」に迫っている。宋さんはフィールドワーク・比較研究を通して、中国の「三農」問題を解決するために、日本の「6次産業」の発展理念を参考にするように提案している。

「6次産業」とは、日本が大々的に推進している新型農業で、第一、二、三次産業を融合して農産品の付加価値を高め、農民の所得を向上させるのが狙いだ。同書の中で、宋さんは、日本の「6次産業」をいかに中国の「三農」に適用させるかについて詳しく述べている。そして、「第二、三次産業と、第一産業を組み合わせると、農業は単独ではなく、総合産業になり、そのエネルギーや生産能力、価値も劇的に向上する」としている。

新書発表会で、宋さんは、中国の農村を考察した経験について語り、「農業が振興しなければ国は安定せず、農業の現代化が実現しなければ、中国の現代化を達成することはできず、『中国の夢』も実現できない」とした。

宋さんは中国杭州出身で、1989年に日本に留学し、長期に渡って中日両国の民間経済文化交流に携わっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年4月21日