日本へ輸出される揚州の桜、 国内でも桜食品の消費に高まり

2017/04/20 11:08

春爛漫の4月を迎え、江蘇省揚州市甘泉鎮長塘村では約66ヘクタールにわたって桜の花が満開となり、多くの観光客を魅了した。しかしながら、甘泉鎮が中国で最大の桜の輸出モデル基地であることはあまり知られていない。同地の桜は毎年、海を渡って桜の国である日本へ輸出されているのだ。新華日報が伝えた。

甘泉鎮の桜基地は2008年から輸出が認められた。同地の桜は毎年4月に満開となり、多くの観光客が花見を楽しんだ後、摘み取られる。摘み取られた桜は加工され、塩漬け、砂糖漬け、刻み桜葉などの加工品、もしくはスイーツなどの食品となって日本へ輸出される。

桜を使った食品は日本人が最も好む味だが、原料となる桜は、植樹から加工に至るまで厳しいチェックを経なければならない。原料となる桜の品質の基準値を満たすため、栽培農家は桜を植樹した時点から各成長段階ごとに品質管理を行うという。これについて、甘泉鎮で花を栽培している王さんは、「ここの桜の木は適当に水をやったり、肥料を与えたりすればいいのではなく、植樹、摘み取り、加工の過程で輸出先である日本の厳しい条件をクリアしなければならない」と語った。

ここ数年、桜スイーツや桜アイスクリーム、桜ゼリーもますます多くの中国人の若者たちからの人気を集めている。同地で桜関連食品を製造する企業である「揚州華而実食品」の責任者は、「中国国内の桜の食品の消費市場はすでに取引を始めており、消費能力はとても高い。今年当社が浙江省から受けた桜関連食品の注文量は30トンに達し、全国での売り上げは1500万元(約2億3000万円)に上った」と語った。

市場ニーズを満たすため、甘泉鎮の桜輸出基地は約13ヘクタールにわたって桜の木を新たに植樹するという。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年4月20日