世界の自由は悪化10年連続 百点満点で日本

2016/01/28 10:10

 米国の民間人権団体「フリーダムハウス」は27日、世界で「自由」がどの程度享受されているか評価した年次報告書を発表、10年連続で悪化したと指摘した。外国人を排除しようとする感情の高まりに言及、米大統領選にも触れ、実業家トランプ氏の発言に懸念を示した。

 2016年版報告書によると、195の国・地域のうち「自由」とみなされたのは86。「部分的に自由」は59、「自由でない」は50。一方、自由度に前進がみられたのは43、後退したとされたのは72だった。

 報告書は、政治参加の権利や表現の自由、少数派の権利など25の項目について自由度を数値化。100点満点で日本は96点と高い評価を得た。米国は90点、韓国は83点、中国は16点、北朝鮮は3点。最悪の評価はシリアのマイナス1点だった。トランプ氏に関しては、イスラム教徒の入国禁止を提唱していることを取り上げた。