どうして日本ではこれほどダルマの人気があるのか?

2016/01/26 10:49

日本の岐阜県では前の年に買った達磨1万個をお寺で焼く。日本では毎年新年になると、前の年に買ったダルマを焼いて、

新しいダルマを買う。こうして旧年改め新たな年を迎え、好運が続くと考えられている。

中国で達磨祖師と言えば、地位もある一廉の人物なのに、日本ではなぜまるで起き上がりこぼしのように手足も無い真ん丸に太った可愛い人形になってしまっているのだろうか?達磨祖師はもともとはボーディダルマという名のインド人で、その後、菩提達磨と改名した。仏教の第二十八祖であり、中国禅宗の始祖とも言われている。中国の禅宗は別名・達磨宗とも言われ、主に二入四行論を展開し、達磨祖師の思想は中華文化に大きな影響を与えている。

日本には鎌倉時代に浄土真宗や禅宗を中心とした新しい仏教が中国から伝わったという。この新しい仏教の中でも特に有名な人物が達磨祖師である。この時期、日本では大小さまざまな仏教寺院が建立された。これらの寺院に何を祀ったかと言えば、新たに帰依した僧侶たちは色々と考えた挙句、すでに広く知られていた菩薩などの他に、達磨祖師の画を合わせて祀り、同時に「祖師」という異なる身分を明らかにした。

 

さらにその後、日本で大飢饉が起き、ある和尚が手の平に持てる大きさの願掛けの達磨を作り、飢餓する民たちに「達磨祖師は非常に立派な人物であり、仏教の悟りを開くために9年間座禅し続けただけでなく、様々な苦難を乗り越えて、ついに悟りを開いた。だからこのダルマに願いをかければどんな苦しいことも乗り切れる」と説いた。その結果社会に大いに受け入れられ、このイメージが今日に伝わっている。

ダルマ飾りは「飾り用」と「願掛け用」の二種類に分けられる。前者には目が描かれており、後者は自分で目を描き入れる。願掛けをしてからダルマの左目に目を描き入れ、願いが叶ったら、右目にも目を描き入れて「開眼」させる。

またダルマは起き上がりこぼしの形をしていることも、ダルマを縁起の良いものにしている。日本ではしばしば贈り物として使われ、中でも「七転び八起き」という言葉は人生は順風満帆ばかりでないので、不屈の精神が必要だということを表している。新年になると、ダルマは街のあちらこちらに現れ、主役となる。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年1月26日